蓮舫代表の二重国籍でないことの記者会見はおかしい。
2017年7月18日17時から民進党の蓮舫代表が、自身の二重国籍問題について記者会見をしました。
昨年9月の民進党代表選時に発覚し、約10ヵ月間、この問題に対して何ら説明はありませんでした。
二重国籍問題の何が問題なのか、整理する必要があると思います。
蓮舫代表は、民進党のホームページで以下のようにコメントしています。(抜粋)
蓮舫代表記者会見・冒頭発言(要旨) - 民進党
「全て国民は法の下に平等です。人種や性別、社会的身分などで差別されてはいけない。親や本人の国籍、髪や肌の色や名前や出自など、日本人と違うことを見つけ、違わないということを戸籍で示せと強要することがない社会を。多様性の象徴でもある私が自らの経験をもって、差別を助長することのない社会を、多様性を認め合う共生社会を民進党代表として創っていきたいと強く思います。」
仰る通りです。ですが、蓮舫代表は公人です。しかも野党第一党の党首であり、総理大臣になる可能性がゼロではない立場にいます。一国の首相が二重国籍が可能だとすれば、自信のもう一つの“祖国”に対して利益誘導できる強大な権限を発動できるのです。これはどう考えてもおかしいです。
民進党の有田芳生議員、小川敏夫議員、阿部知子議員、社民党の福島みずほ議員などは「公人も私人も関係なくプライバシーの保護の観点からおかしい」と言っていますが、彼らは公人に対する認識が甘い国会議員の一例ではないでしょうか。
問題なのは「公人」である蓮舫代表の二重国籍であり、彼らは一般人までを囲い込んで論点をすりかえています。
ちなみに2017年7月14日に時事通信社がオーストラリアの国会議員が二重国籍で議員を辞任しましたが、朝日新聞は報道していません。(読売新聞もですが)
オーストラリア二重国籍議員辞職、朝日も読売もシカト(?) – アゴラ
朝日新聞は慰安婦問題のねつ造、東京電力福島原子力発電所に関する記事のねつ造等、事実を事実として伝えていない前科があります。朝日新聞(テレビ朝日を含む)は「中立、公平性の報道」を行っているというのであれば、与党だけでなく、野党への追及も正しく行っていただきたいものです。
また、東京新聞におかれましては、裏取りもせず憶測と妄想だけで官房長官の言葉尻を取ろうとする望月衣塑子記者を送り込むような低レベルな新聞社から良識ある新聞社への転換を切に望みます。
さて、脱線してしまいましたが、蓮舫代表は、「自分は台湾籍ではなく、日本国籍を有していると思いこんでいた」として、謝罪はせず、党代表、国会議員の辞任はしないようです。
国会であれだけ他人を厳しく責めるにも関わらず、自分の過ちにはずいぶん甘くないでしょうか。
17歳で台湾籍でなくなったと仰るのであれば、過去のこの新聞や雑誌のこの文面をどう説明されるのでしょうか。
言論プラットフォーム「アゴラ」の新田編集長の記事もご参照ください。
http://agora-web.jp/archives/2027285.html
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